最近盛んにCMをしているベイス。
基本利用料無料という衝撃的なプラン設定で2012年に開設され、順調にどんどんでかくなって、最近では有名タレントさんを起用してのCMで名前を知っている人も増えてきました。
いわゆる通販サイトを開設するためのクラウドサービスです。
売れた分だけ手数料として徴収されるため、売れなければ維持費がゼロ円というありがたいシステムになっています。
特に、とりあえず通販やってみたいという場合に超おすすめです。
ネット通販システムの種類
インターネット通販のシステムには大きく分けて二種類あります。
モール型とカート型です。
モール型は楽天やヤフーショップ、メルカリに代表されるもので、モールの方で会員を持っています。楽天ポイントの会員がわかりやすい例でして、モール型に出店すると、その会員に向けてプロモーションができます。
現実のショッピングモールや商店街と同じで、そこへの集客はモール側がもしてくれます。
楽天スーパーセールなどがいい例です。
カート型は様々なサービスがたくさんあります。有名なところではストアーズやWixなどはテレビCMもしています。このベイスもカート型です。
カート型はショッピングカートの仕組みだけをレンタルできるサービスです。ショッピングモールのように独自の会員名簿は持っていませんので、集客は自分でしなくてはなりません。
その分、月額利用料はリーズナブルになっています。
ざっくりネット通販と言いましても、楽天とベイスではその性格が大きく異なります。
それぞれにメリット、デメリットがありますので、目的に合わせて選ばなくては失敗のもとになります。
ベイスが「とりあえず」に向いている理由
まず、ベイスの料金体系はこの記事を書いている2022年2月現在で、
決済手数料3.6%+40円+サービス利用料3%
となっています。
10000円の商品をカード決済で販売すると、700円引かれて9300円が、いったんシステム側に入金されます。
いわば、ここでベイスが中抜きをする仕組みになっています。
※4月にサービス利用料2.9%+月額5980円というサービスも始まるそうです。
https://baseu.jp/6685#20224
この、中抜きシステムがショッピングカートでは当初画期的で、これがあるために非常にスピーディーにショップを開設することができます。ベイス以前のショッピングカートシステムは利用者が個別にカード会社と契約する形をとって直接入金される仕組みになるため、開設時に契約情報をちゃんと入力しないとできなかったのですが、ベイスは入力しないといけない情報量が少ないので、まずアカウント登録がスピーディーです。
Yahoo!ショップも基本利用料無料で、決済やキャンペーン費用を売り上げに対して割合でかかる同じシステムですが、書類提出が必要だったり時間がかかります。ベイスはカード決済利用には数日かかりますが、とりあえずショップが動くようにするまで小一時間もあればできます。
それにはもう一つ理由が、そのシステム設計にあります。
それは・・・
多機能なのに「とりあえず」選択肢がちょっとしかでてこない
ベイスの管理画面の設計が、そもそもスピーディーに開設できるように設計されています。
ベイス自体はとても多機能なショッピングカートシステムなのですが、まず少ない個人情報でさっとアカウント登録ができます。
アカウント登録するとすぐにショップの設定などができるのですが、最初は商品情報やショップ情報など、必要最低限の選択肢しか管理画面に出てきません。
ですので、とりあえず商品を一つ登録をして販売開始するまで、迷わずにできます。
多機能の部分は開設当初は機能がオフになっているので、使える機能はたくさんあるのに、当初は管理画面に出てきません。
必要に応じてオンにすると管理画面で使えるようになります。
こういう設計のため「とりあえず」が爆速でできる仕組みとなっているのです。
デザインも標準のデザインがシンプルでわかりやすいので、商品写真を撮ってアップすれば、ショップっぽい見かけになります。専門的な知識はほぼほぼ不要です。
売れたらどうしようと心配するなら・・・
本当に短い時間で最初の一つの販売を始められる仕組みです。
売れたらどうしようとか悩まれるのなら、まずはベイスで注文を受けれるものを作って、数量限定で販売を始めてください。
それから悩まれること、それなりにフィードバックも手に入っていると思いますので、より良質の悩みになっていると思います。
とりあえず始めるならベイス、おすすめです。