キンコン西野さんのDAO(分散型自律組織)についての勉強会がおもしろい

キングコングの西野さんがDAO(分散型自律組織)についての勉強会・・・専門家に素人衆が質問しまくるのをアーカイブ配信しています。
4月末までですので、興味ある方は是非ご覧ください。

キンコン西野と学ぶ!仮想通貨勉強会「DAOって何?」※儲け話はありません
※↑Pietixへのリンクです。

企業経営にとって10年、20年っていうスケールで考えるとき、多分無視できない概念に成長していくのがこのDAOだと、私は確信しています。

DAOにはNFT(非代替性トークン)も重要な技術として絡んできます。
NFTはなにか奇妙なアートを高値で取引するための仕組みとして注目を浴びていますが、あれはその技術を利用したもののひとつで、いろいろな可能性がある技術で、すごいスピードで様々な試みが展開しています。

平たく言うと、中央がなく、末端だけの集まりが自動的に機能していく、みたいなことだそうです。

そんなこと可能なのか?

課題もあるけど、そこに可能性を感じる取り組みがどんどん起こっているというの現状です。トップダウンがダメだとかそういうことではなく、従来ではできなかった新しい組織の形が、新しい技術のおかげで可能になってきたというところだと思います。

これが企業や組織の形を大きく変えていく力になるのは間違いないと思います。多分ですが、多様性の社会、個の社会とすごく親和性がいいと思われますので、新しい世代にどんどん浸透していくと思われます。

一つ大きなポイントが、NFTがあるので、匿名のまま参加することが可能であるという事です。この仕組みは詳しくは・・・西野さんの勉強会でもそんなに詳しくないのですが^^;かなり大づかみで分かりやすく説明してますので、ぜひご覧ください。
NFTは多分、ネット上の匿名性と実在性にあたらしい仕組みを作っていきます。

あるサービスに匿名Aで参加している人物、ずっと同じAさんであるという事の証明になるのがNFTです。と、書いている私もこれがどうなるかしっかりイメージできているわけじゃないのですが、どちらかというとスコア化社会とか、監視社会に近いニュアンスも持っています。

プライバシーを守りつつ、特定の誰かが証明できる。
今までのネットではどちらかでしたよね。ネットでは匿名だけどどこの誰だかわからないから信用できないか、顔も名前もさらしてプライバシーが確保できないか。
その両方が実現できるのがNFTだと僕は思っています。

現段階でそのための仕組みが出来上がっているわけじゃないですが、今後できていくとおもいます。修正できないログが積み重なって、一つの信用体系を作っていくことになるんだと思います。

これらの流れは今「Web3」と表現されています。
Web3.0と書かれたりしますが、ウェブスリーっていう言い方している人が多いと思います。

Web1.0=ホームページ
Web2.0=SNS
Web3.0=ブロックチェーン

ブロックチェーンの仕組みついても、ぜひ西野さんのを見てください。
ブロックチェーンは特定の企業が提供しているサービスではなく、みんなでちょっとずつ力を合わせて作り上げています。一度行った変更はずっと記録が残るしくみです。
だから改ざんできない。ウソが付けない。フルオープン。という仕組みです。

今あるSNSだってそれが可能だと思われるかもしれませんが、大きく違うのが誰が運営しているかってところです。例えばフェイスブックは、フェイスブックを管理しているメタ社がその気になればサービスを解散して、アカウント情報が消えてなくならすことができます。

ところが、ブロックチェーンの技術ではそれは不可能です。みんなが管理しているので、もう技術的に不可能なんです。

これからどういう形のサービスが生まれるのかわかりません。

わかりませんが、ブロックっチェーン、NFT周りの動きから目が離せないと思います。

なので、こういう知識はちょっとずつ身につけておくことをお勧めします。
その意味でも、西野さんの勉強会おすすめです。