VUCA時代の関わり方

VUCAという単語、耳にしたことありますか?

最近、ビジネスの場でもよく見かけるようになってきましたね。

V:Volatility(変動性)
U:Uncertainty(不確実性)
C:Complexity(複雑性)
A:Ambiguity(曖昧性)

を表す単語の頭文字を繋げてVUCAです。

社会やビジネスの場において、将来の予測が困難になってきている状況を示す言葉です。

元々は軍事用語からきていますが、昔のようにトップダウンで指令を出し、それに従う戦略だと、執行する頃にはまた新たなVUCAが目の前に現れ、せっかくの戦略が意味のないものになってしまう可能性も。

VUCA時代はトップダウンではなく、現場が状況を観察し、今何が必要なのかを考え出す、そんな関わり方が大切とされてきています。

そうすると、今までは一般的だったPDCAサイクルで物事を捉えていると、あっという間にVUCAの渦に巻かれてしまいます。PDCAはP:計画することに重きを置き、あとはその通りに実行し検証します。PDCAは安定した状態の時には機能しやすいサイクルですが、

計画に時間を費やし過ぎる間に、世の中の流れはまた新たな方向に動き出していることも往々にして出てきているのが現状です

予測困難な目の前の事象をしっかり観察し、その困難を除くことに注力するのではなく、その困難にどう適応しながら進んでいくのかをサポートすることが、VUCA時代の前進の大きなポイントになってきます。

「未来を創り出す主体的な人材を創る」

これこそが、私たちコーチの使命であり役割でもあると言えるでしょう。

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